【 学習ポイント・フラップ現象 】
英語では単語間や音節で / t / や / d / が母音に挟まれる形になると / t / や / d / は「ラ行音」に変化(フラップ現象=Flap)します。この曲には、フラップして連結する「said I’m = セー ラム」,「out again = アウ ラゲーン」,「that I’m = ザ ライム」,「That it’s = ザ リッツ」や、単語間で母音に挟まれてフラップする「try to = トゥライ ル」が出てきます。これらのフラップする音を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。
「You May Be Right(ユー・メイ・ビー・ライト)」は、アメリカのロック歌手「Billy Joel(ビリー・ジョエル)」の7枚目のスタジオアルバム「Glass Houses(グラス・ハウス)」のオープニングトラックとして収録され、1980年3月12日にリードシングルとしてリリースされました。この曲は、割れたガラスの音で始まるアルバム名の由来となったガラスの家を壊すという比喩的意味が込められています。
「You May Be Right」は、米国ビルボードHot 100では最高7位を記録し、アルバムの成功を支える重要なシングルとなり、カナダやオーストラリアのチャートでもトップ10に入る国際的なヒット曲で、ライブパフォーマンスでも定番の楽曲として愛され続けています。