英語の固有名詞をネイティブに伝えるコツ!
今や、どの国へ行っても英語が話せれば、やりたいことや、必要な「モノ」を手に入れることができる時代になりました。
しかし「言語学的に英語と親和性が悪い日本人が話す英語」は、聞き取ってもらえないことが多いのも事実です。
特に英語の固有名詞を伝える場合は「その単語と同じ音節(syllable=シラブル)数」で発音することが絶対に必要です。
例えば、外国の人が「かき(柿)」が欲しいと話しかけてきたとしましょう。「かき=2音節」ですが、音節を増やして「かきね(垣根)」「おかき」「さかき(榊)」「かきん(課金)」などと言われたら、別の単語なり本来の意味が伝わりません。
一音入ると違うものになる

同様に、日本人が「mush・room=2音節」を、カタカナ発音で「マッ・シュ・ルー・ム」と発音すると「4音節」になるので、英語ネイティブには別の単語に聞こえてしまうのです。
固有名詞は必ず同じ音節数で発音しよう!

英語音声
そこで、日本人が英単語をネイティブライクに発音するために考えられたのが、英単語の発音を見える化した、ニッポングリッシュの英単語表記用カナ記号です。英単語用のカナ記号は、ストレスがある音を黒く大きく、ストレスがある音節は太い黒、弱音節は細いグレーの音節バーを付けることで、一目で単語の音節数と英語強勢のリズム感がイメージで理解できます。
「世界で使われている英語=Global English」では、「TH、LとR、BとV」などの細かな発音にはこだわらず、「みんなに通じやすいことが重要視」されています。ニッポングリッシュのカナ記号をガイドに野菜の名前を英語で発音してみましょう。
特にアメリカ英語では、単語内の音節で音声変化が起こる場合があります。
野菜の名前を英語で発音しよう!
野菜のアイコンまたは名前をクリックするとNipponglishのカナ記号表記と音声が聞けます。