Up All Night・One Direction

【 学習ポイント・フラップ現象 】

英語では単語間や音節で / t / や / d / が母音に挟まれる形になると / t / や / d / は「ラ行音」に変化(フラップ現象 = Flap)します。この曲にはフラップして連結する「but it’s = リッツ」,「night and = イ ラン」,「out of = ウ ロ」,「it all = イ ー」など、フラップする / t / の音が繰り返し出てきます。このフラップする音を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。

「Up All Night(アップ・オール・ナイト)」は、イギリスとアイルランド出身の5人組ボーイズグループ「One Direction(ワン・ダイレクション)」 のデビュー・スタジオアルバム「Up All Night」のタイトル曲で、2011年11月にアルバムがリリースされました。アルバムからのシングルカットとしては、表題曲でありながらアメリカや一部の国ではプロモーション中心の扱いとなりましたが、ファンの間では非常に人気の高い1曲です。

このアルバム「Up All Night」は、UKアルバムチャート初登場1位を記録し、アメリカのBillboard 200でもUK出身グループのデビュー作として史上初の初登場1位を達成するなど、全世界で大ヒットを記録しました。表題曲「Up All Night」は特にライブで盛り上がる定番曲となり、エネルギッシュでポップなイメージを強く印象づけました。

曲のテーマは、仲間と一緒に夜通し盛り上がりながら“今”を楽しむ青春の高揚感。弾けるようなサウンド、耳に残るメロディ、そしてメンバーの掛け合いが特徴で、One Directionの若々しさと自由なエネルギーを象徴する楽曲です。

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