子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には、半母音 / j / で融合同化して連結する「Won’t you = ウォン チュ」。連結してフラップする「going out of = ゴーイ ナウ ロブ」,「not a = ナ ラ」,「Start a = スター ラ」や「nt 同化」して連結する音「Wouldn’t it = ウドゥ ニッ」などが出てきます。これら様々に変化する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。
「Take Five Live(テイク・ファイブ)」は、20世紀において最も影響力の大きなジャズ・ボーカリストの1人とされているアメリカの「Carmen McRae(カーメン・マクレエ)」とピアニストの「Dave Brubeck(デイヴ・ブルーベック)」による1962年のライブ・アルバムに収録されています。
このバージョンの「Take Five Live」は、 1987年、日本で武田薬品が発売した栄養ドリンク「アリナミンV-DRINK」のCM曲として使用され、再ヒットし、その年の日本で「テイク・ファイヴ」を収録したLP・CD・シングルなどの売上は12万枚に達しました。