Rocket Man・Elton John

【 学習ポイント・破裂しない語尾の破裂音 】

英語の「p, t, k, b, d, g」は、破裂音と呼ばれ、語尾や文末、子音の前にあると破裂しないことがよくあります。ただし、破裂する準備の「閉鎖」はします。とりわけ無声の破裂音「p, t, k」が語尾や文末にあると直前の母音が急激に止まり、日本語の促音の「っ」に似た音になります。日本語でも最近は「寒っ」「高っ」などと言いますが、英語もこれと似た表現だと考えましょう。この曲には、破裂しないで閉塞する破裂音「Rocket Man = ケッ ーン」が繰り返し出てきます。この閉鎖する破裂音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。

「Rocket Man(ロケット・マン)」正式名称「I Think It’s Going to Be a Long, Long Time」 は、英国のミュージシャン「Elton John(エルトン・ジョン)」のアルバム「Honky Château(ホンキー・シャトー)」のリードシングルとして、1972年3月3日にリリースされました。

「Rocket Man」は、US Billboard Hot 100での最高位は6位に入り、イギリスでは2位、カナダでは8位に入りました。火星に向けて一人で旅立った宇宙飛行士の複雑な心境が歌われています。

和訳歌詞を見る