Penny Lane・The Beatles

【 学習ポイント・音の連結 】

子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には語尾の子音と語頭の母音が連結する「there is a = リ ザ」,「corner is a = ーナ リ ザ」,「behind his = ビイン ディズ」,「with an hourglass = ィ ザ ワグス」,「pocket is a = ーケッ リ ザ」,「Penny Lane is = ニ ーイン ニズ」などが出てきます。これらの連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。

ピッコロ・トランペットの音色がイギリスっぽい雰囲気を醸し出す綺麗でポップな楽曲。それもそのはず、この曲はポールが生まれ故郷のリバプールの街並みを思い描いて書いた曲である。消防士、床屋、ロイズバンク銀行など、街角の様子が伝わってくる。同時期でジョンの代表作の一つ 「Strawberry Fields Forever 」とのシングル盤カップリング曲でもある。

 この曲にも音の連結が沢山含まれている。とくに、サビの「Penny lane is in my years and in my eyes 」とそれに続くトランペットがの旋律が印象的なロディーで、そこに、音の連結が4つ含まれているが、どの部分だかわかりますか? 何度も聞いて「in my ears and in my eyes」(自分の耳と目)に焼き付けてください。

「The Beatles 1967~1970」は、通称「青盤」と呼ばれ、ビートルズが1967年から1970年までに発表した楽曲から選ばれた28曲が収録されています。「Penny Lane(ペニー・レイン)」は、2曲目に収録されています。

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