子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には語尾の子音と語頭の母音が連結する「singer in a = スィンガー リ ナ」,「waiting at = ウェイティン ガッ」,「couple of = カポ ロブ」,「running in = ラニ ギン」,「ever after in = エバ ラフター リン」,「lend a = レン ダ」などが出てきます。これらの連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。
1968年、ポールが当時ロンドンで流行っていたジャマイカ音楽のジャンルであったスカの影響を受けて作ったとされる。歌詞は「市場に勤めるデズモンド・ジョーンズが、バンドで歌手をしているモリーと恋をして結婚するファンタジーな物語」である。曲のリリース当時イギリス国内ではシングルカットされなかったが、日本ではシングルカットされシングルチャートで首位を獲得した。
発音の特徴としては、後半に2度出てくる以下のフレーズでは、音の連結が楽しめる。「In a couple of years they have built a home = イ ナ カポ ロブ イャズ ゼイ ハブ ビウッ タ ホーム」,「With a couple of kids running in the yard = 「ウィ ザ カポ ロブ キッズ ラニ ギン ザ ヤード」 など。
「The Beatles 1967~1970」は、通称「青盤」と呼ばれ、ビートルズが1967年から1970年までに発表した楽曲から選ばれた28曲が収録されています。「Ob-La-Di, Ob-La-Da(オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ)」は、17曲目に収録されています。