日本語は「音節拍のモーラ・リズム」で発音しますが「英語は強勢リズム」で発音します。また、日本語は「胸式発声」に対し、英語は「腹式発声」で、お腹の底から声を出して発声します。ストレスがある黒く大きなカナの音を「強く・大きく・高く・長く」発声し、グレーの音は弱く発音して英語のビートのリズム感を身に付けましょう!
「Mona Lisa(モナ・リザ)」は、アメリカのジャズ/ポップ・シンガーである「Nat King Cole(ナット・キング・コール)」が、1950年にリリースした代表曲の一つで、同年公開の映画「Captain Carey, U.S.A.(キャプテン・ケアリー)」の主題歌としても使用されました。作詞は「Ray Evans(レイ・エヴァンス)、作曲は「Jay Livingston(ジェイ・リヴィングストン)」によって手がけられています。この楽曲は、ルネサンス時代の名画「モナ・リザ」にたとえて、女性の神秘的な魅力や微笑みの裏に隠された心情を情緒的に描いたバラードで、ナット・キング・コールの滑らかで深みのある歌声がその詩的な世界観を引き立てています。
「Mona Lisa」は、1950年のBillboard Hot 100(当時はBest Sellers in Stores)で1位を獲得し、その年のアカデミー歌曲賞(Best Original Song)にも輝きました。また、同年の全米年間シングルチャートでも1位を記録し、ナット・キング・コールにとっても最大級のヒット作となりました。現在でも、映画やテレビ番組などで繰り返し使用され、ジャズやポップスのスタンダードナンバーとして多くのアーティストにカバーされており、世代を超えて愛され続けている不朽の名曲です。