子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には語尾の子音と語頭の母音が連結する「walls are = ウォー ザ」,「closin’ in = クローズィ ニン」,「knockin’ at = ナッキン ナッ」,「bein’ alone = ビーイ ナローン」,「taken a = テイ ケナ」,「toll on = トー ロン」,「fallin’ apart = フォーリ ナパー」,「front of = フロー ノ」などが出てきます。これらの連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。
「Lose Control(ルーズ・コントロール)」は、アメリカのシンガーソングライター「Teddy Swims(テディ・スウィムズ)」による楽曲で、彼のデビューアルバム「I’ve Tried Everything But Therapy (Part 1)」 に収録され、2023年6月23日にシングルとしてリリースされました。
この曲は、Teddy Swimsの深みのあるソウルフルなボーカルとエモーショナルな歌詞が印象的なバラードで、感情の波にのまれて「自分を見失ってしまう」苦しみや切なさを描いています。楽曲はSNSやストリーミングを通じてじわじわと人気を獲得し、2024年に入り米国 Billboard Hot 100チャートに初登場。その後も急上昇を続け、全米トップ10入りを果たすなど、Teddy Swimsのブレイクを決定づける代表曲となりました。
彼の圧倒的な歌唱力と感情表現力が絶賛され、特にTikTokをはじめとするSNSでは、多くのユーザーがこの曲に合わせてカバーパフォーマンスを投稿し、世界中で話題を呼びました。