【 学習ポイント・様々な音声変化(鼻腔破裂) 】
この曲には、「gave it away = ゲイ ビ ラウェイ」,「wrapped it up and = ラップ ティ ラ プン」など複数の単語の連結や「but you = バ チュー」などの融合同化。「what a = ワ ラ」「but if = バ リフ」のフラップ現象や鼻腔破裂音がフラップする「bitten = ビルン」など、様々な英語の音声変化が入っています。メロディーは聞きなれていると思いますので、これらの音声変化を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。
クリスマスシーズンになると世界中で流れるこの曲は、1984年12月にエピックレコードとMCAレコードから「Everything She Wants」の両面でA面として、国際的にリリースされました。
デンマーク、スロベニア、スウェーデンで1位、ベルギー、ドイツ、オランダ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ニュージーランド、イギリスの9か国で2位を獲得。日本のオリコンチャートでは、1984年12月30日付の総合シングルチャートで最高12位を記録し、同チャートの洋楽シングルチャートでは1988年12月19日に初の1位になり、それから30週1位を維持し続けました。2007年に「Last Christmas 2007」がリリースされると
イギリスでは毎年クリスマスシーズンになるとシングルチャートの上位にランクインしています。
2016年12月25日、街に「ラスト・クリスマス」が流れる中、作詞作曲者のジョージ・マイケルの訃報が世界各国に伝えられました。