日本人が背負っている大きなハンディキャップ

日本人に立ちふさがる大きな壁とは?

みなさん!英語で悩んでいませんか?
英語を話せないことにコンプレックスを持っていませんか?
あなた一人で落ち込まないでください!

実は、日本人が英語を話せないのは当たり前のことなのです! 日本人が英語を話せない大きな理由としては、「言語の壁」「年齢の壁」の2つが存在するからなのです。 「言葉の壁」から説明します。下の図を見てください。

世界の言語の音構造および発音方法の分布図

日本語は「胸式発声法」なのに対して、英語は「腹式呼吸」です。 ”胸式発声法の最大の問題点は声が小さく、響かない”ということです。 日本人の英語は、声が小さいため通じづらいのです。 さらに、日本語は「母音が中心」なのに対して、英語は「子音を中心」としています。 それに加えて、日本語は「音節拍のモーラ・リズム」で発音しますが「英語は強勢リズム」で発音します。

もちろん「文法、語順、文字、どれをとっても違います。つまり「世界中で英語を使う上で最もきついハンデを背負っているのが日本人」なのです。これが「言語の壁」です。

言語習得には ”タイムリミット” がある!

もう一つは、ヒトの学習能力にとって根本的な「年齢の壁」です。 アメリカの心理学者レネバーグらによると、人間は思春期を過ぎると言語を自動的に習得する能力が無くなり、聞いた音を再現するリピート能力が極端に悪くなることが分かっています。

12歳くらいまでに英語を始めないとネイティブライクになれない!?

つまり人は、中学校に入るころには、第二言語を習得することが難しくなってしまうというのが「年齢の壁」です。ですから、大人になった日本人が、英語を話すことができないのは、実は当たり前のことなのです。

日本は、これまで中学から英語を始め、四方を海に囲まれた島国でほぼ単一民族国家、日常的に英語を話すこと(アウトプットの機会)がない「ガラパゴス状態」の環境なのです。

そんな日本人でも、英語を聞いて話せるように、ネイティブスピーカーの音声を繰返し聞いて覚える「Listen & Repeat」学習方法が実践されてきました。

しかし、感覚的で個人差がある「Listen & Repeat」は、思春期前の人には効果が期待できますが、音調フィードバック機構の適応柔軟性が衰える思春期を過ぎると効率が非常に悪くなってしまいます。

思春期を過ぎた大人の英語音声習得は、「出来ないことをやらされる苦痛」と「できない挫折感」で心が折れ、殆どの日本人は英語を話すことをあきらめてしまっているのです。

Q:” 皆さん、このままの学習方法で、日本人の誰もが英語を話すことができるようになると思いますか?“
A:” 特殊な才能がある人を除き、答えは「No」です。“

聞いて覚える「Listen & Repeat」の根性論的な学習方法だけを繰り返していれば、将来は同じ結果であることは誰でも想像できますね。

そこで、我々は日本人が「言葉と年齢の壁+ガラパゴス環境」の悪条件を乗り越えるには、感覚的な「Listen & Repeat」の効率を飛躍的に向上させる補助機能(ガイド)が必要だと考え、Nipponglish(ニッポングリッシュ)英語発音メソッドの研究開発をスタートしました。

Nipponglishメソッドの研究と数々の検証実験データを外国語メディア学会(LET)で発表してきました。そして、社会人と大学生(123名)を対象とした大規模な音読実験を行った結果、ニッポングリッシュのカナ記号があると一見で83%の人の英語発音が向上することが学術的な検証実験で証明され、2020年3月刊行の外国語メディア学会(LET)の論文誌に掲載されました。LETは、日本の英語教育関連の学会において最大の規模と歴史がある日本学術会議所属の学会です。

LET学会発表論文

よかったらシェアしてください!
目次
閉じる