Freedom・Wham!

【 学習ポイント・融合同化 】

英語の会話や歌では、隣り合った音同士が発音しやすいように変化することがあります。これを「同化」と言います。この曲には / t / の次に半母音の / j / が来たとき連結して融合同化する「that you’re = ナッ チョ」,「But you = チュ」,「And you = エン ヂュ」,「want your = ォン ョー」,「need your = ー ヂョ-」が出てきます。これらの融合同化して連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。

「Freedom(フリーダム)」は、イギリスのポップデュオ「Wham!(ワム!)」 によってリリースされたシングルで、彼らの2枚目のスタジオアルバム「Make It Big(メイク・イット・ビッグ)」(1984年)に収録されています。この曲は1984年10月にシングルカットされ、Wham!にとって世界的な成功を収めた数あるヒットのひとつです。

イギリスのUKシングルチャートでは1位を獲得し、グループにとって3枚目のナンバーワンソングとなりました。アメリカでは、Billboard Hot 100で3位を記録し、全米でも大ヒットとなりました。明るくポップなメロディと、ソウルフルで力強い「George Michael(ジョージ・マイケル)」のボーカルが印象的な楽曲です。

「Freedom」は、自由と愛の選択をテーマにしたラブソングで、ディスコ風のリズムとキャッチーなコーラスが特徴です。前向きでエネルギッシュなこの曲は、ライブでも盛り上がる定番ナンバーとなり、当時の若者を中心に大きな支持を集めました。Wham!の世界的ブレイクを後押しした、象徴的なポップソングのひとつとされています。

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