【 学習ポイント・フラップ現象 】
英語では単語間や音節で / t / や / d / が母音に挟まれる形になると / t / や / d / は「ラ行音」に変化(フラップ現象 = Flap)します。この曲には、連結してフラップする「What a feeling = ワ ラ フィーリン」,「have it all = ハー ビ ロー」が繰り返し出てきます。このフレーズは日常会話でも頻繁に使われるので、意味を理解して、フラップする音を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。
「Flashdance…What A Feeling(フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング)」は、1983年の映画「Flashdance(フラッシュダンス)」で主演したアメリカのシンガーソングライターで女優の「Irene Cara(アイリーン・キャラ)」が歌い、同名のサウンドトラックに収録されています。
映画「Flashdance」は、1983年4月に公開される予定でしたが、映画マーケティングのため3月に先行して「Flashdance…What A Feeling」をシングルリリースすると、劇場公開から数日後に、全米の店舗でシングルとサウンドトラックが売り切れ「Flashdance…What A Feeling」は、US BillboardHot 100のナンバーワンを6週間獲得し、世界中のチャートでトップになり、カラグラミー賞の最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞を受賞しました。
日本では、オリコン週間洋楽シングルチャートで、1983年7月18日付から21週連続で1位を獲得した大ヒット曲です。