ALOHA OE・Andy Williams

【 学習ポイント・強弱のリズム感 】

日本語は「音節拍のモーラ・リズム」で発音しますが「英語は強勢リズム」で発音します。また、日本語は「胸式発声」に対し、英語は「腹式発声」で、お腹の底から声を出して発声します。ストレスがある黒く大きなカナの音を「強く・大きく・高く・長く」発声し、グレーの音は弱く発音して英語のビートのリズム感を身に付けましょう!

「ALOHA OE(アロハ・オエ)」は、ハワイ王朝最後の君主である「リリウオカラニ女王(Queen Liliʻuokalani)」によって1878年に作曲された、ハワイを代表する伝統的な楽曲です。「さようなら」や「また会う日まで」を意味するハワイ語の歌で、美しいメロディーと共に別れの切なさを歌った名曲として世界中に広まりました。その後、多くのアーティストによってカバーされましたが「Andy Williams(アンディ・ウィリアムス)」によるバージョンは、1960年代にリリースされたアルバム「To You Sweetheart, Aloha」に収録され、特に有名です。彼の温かく包み込むようなバリトン・ボイスで歌われるこの楽曲は、南国の穏やかな風景を思わせる優雅で癒やしのある雰囲気を醸し出しています。

アンディ・ウィリアムス版の「ALOHA OE」は、彼の滑らかで甘い歌声によって、多くのリスナーに愛され続け、ハワイアン・ミュージックとポップスの架け橋となった名カバーのひとつです。特にハワイの美しい自然やロマンティックなムードを感じさせる作品として、今も多くの人に親しまれています。現在でも、リゾート地やウェディングシーンでよく使用されることが多く、アンディ・ウィリアムスの代表的なバラードのひとつとして知られています。

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