All My Loving・The Beatles

【 学習ポイント・融合同化と短縮形 】

英語の会話や歌では、隣り合った音同士が発音しやすいように変化することがあります。これを「同化」と言います。この曲には / s, z / の次に半母音の / j / が来たとき連結して融合同化する「close your eyes = クー ジョ ーイズ」,「kiss you = ュー」,「miss you = ュー」や、主語+助動詞の短縮形「I + will = I’ll」の短縮形がたくさん出てきます。これらの音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。

ビートルズ初期のポールの作品。ジョン・レノンも「完璧な曲」と嫉妬したほどの名曲。この曲の歌詞で特徴的なのは、冒頭の「Close your eyes = クー ジョ イズ」,「kiss you = ュ―」,「miss you = ュー などの融合同化の音。/ z / や / s / の後に「you」や「 your」が来てつなげて歌うと、「ミス+ユー=ミ シュー」となります。なお、その後の歌詞では「kiss you, miss you」は「kissing, missing」と微妙にアレンジしてあるところが憎いですね。

「The Beatles 1962~1966」は、通称「赤盤」と呼ばれ、ビートルズが1962年から1966年までに発表した楽曲から選ばれた26曲が収録されています。「All My Loving(オール・マイ・ラビング)」は、6曲目に収録されています。

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