All By Myself・Celine Dion

【 学習ポイント・強弱のリズム感 】

日本語は「音節拍のモーラ・リズム」で発音しますが「英語は強勢リズム」で発音します。また、日本語は「胸式発声」に対し、英語は「腹式発声」で、お腹の底から声を出して発声します。ストレスがある黒く大きなカナの音を「強く・大きく・高く・長く」発声し、グレーの音は弱く発音して英語のビートのリズム感を身に付けましょう!

「All By Myself(オール・バイ・マイセルフ)」は、カナダ出身のシンガー 「Céline Dion(セリーヌ・ディオン)」が1996年に発表した楽曲で、アルバム「Falling into You(フォーリング・イントゥ・ユー)」に収録されています。この曲は、アメリカのシンガーソングライター「Eric Carmen(エリック・カルメン)」が1975年に発表した同名曲のカバーであり、原曲のクラシカルな美しさに、セリーヌ・ディオンならではの圧倒的なボーカル表現力とドラマティックなアレンジを加えたバージョンとして知られています。

「All By Myself」は、1996年にシングルとしてリリースされ、米国Billboard Hot 100で最高位4位を記録。さらに、Adult Contemporaryチャートでは1位を獲得し、セリーヌ・ディオンの国際的な成功を決定づける代表曲のひとつとなりました。また、ヨーロッパやアジア各国でもトップ10入りを果たし、彼女の名声を世界的に確立させる要因となりました。

この楽曲は、孤独と再生をテーマに、静かな悲しみから壮大な希望へと展開していく構成が特徴であり、セリーヌ・ディオンの感情表現の深さと音楽的完成度を示す作品です。現在でも彼女のライブのハイライトとして披露されることが多く「All By Myself」は、“孤独を力に変える”セリーヌ・ディオンの象徴的バラードとして、世界中のファンに愛され続けています。

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