We’re All Alone・Boz Scaggs

【 学習ポイント・音の連結と鼻腔破裂音 】

子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲のタイトル「We’re all alone = ー ラーン」は、3つの単語が連結して歌われています。これ以外に「take us out = ウ」,「Close your eyes Ami = クー ジョ ーイ ザー」,「Let it out = リー ーウ」など複数の単語の連結が多く出てきます。
また、この曲のサビに「forgotten」が繰り返し出てきますが「Boz Scaggs」は、鼻腔破裂させて「forgotten = フォーートゥン」やフラップさせて「forgotten = フォーールン」と歌っています。音声変化のルールを理解することで、これらの変化する音を聞き取れるようになります。

「We’re All Alone(ウィ・アー・オール・アローン)」は「Boz Scaggs(ボズ・スキャッグス)」の7枚目のアルバム「Silk Degrees(シルク・ディグリーズ)」に収録され、アメリカではファーストシングル「Lido Shuffle」のB面として1976年にリリースされました。

「We’re All Alone」は、多くのアーティストにカバーされ、最もヒットしたのはアメリカの歌手「Rita Coolidge(リタ・クーリッジ)」で、1977年にU.S. Billboard Hot 100で7位になりました。彼女のバージョンは「日産・サニー」、ボズのバージョンは「日産・ローレル」のCMソングに起用されました。

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