I’ve never been to me・Charlene

【 学習ポイント・音の連結 】

子音で終わる単語の次に母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には、「cursin’ at = クージン ナッ」,「dream about = ドゥー マウ」,「hand of a = ン ド バ」,「out of = ウ ロブ」,「but I’ve = バ ブ」,「in your = ョー」など、様々な連結する音がたくさん出てきますので、これらの連結する音を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。

「I’ve never been to me(愛はかげろうのように)」は、アメリカの歌手「Charlene(シャーリーン)」のアルバム「Charlene」に収録され、三番目のシングルとして1977年9月にリリースされましたが、ビルボードの最高順位で97位とヒットしませんでした。その後、1982年、フロリダ州タンパのラジオ局で放送されたことから人気が急上昇し、アメリカのヒットチャートで3位、イギリスで1位、1983年にはオーストラリアで6週連続1位を獲得するなど世界的大ヒットとなりました。

世界中いろいろな場所に行き、いろいろと良い思いもしたし、いろいろな経験を積んできたが、結局は自分自身のことが分かっていなかったのね、と年輪を重ねた女性が人生を振り返る含蓄(がんちく)に富む歌詞で多くの女性に共感を呼びました。椎名恵・小室みつ子・岩崎宏美、テレサ・テンらが日本語カバーしています。

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