【 学習ポイント・音の連結「ing」】
子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。現在進行形「ing」は、日本語で「イング」と記されます。しかし最後の「グ」は、破裂音ではなく鼻音の「ン」なのです。この曲には「ing」の語尾の鼻音が連結する「picking it up = ピキ ニ ラップ」,「loving I’m = ラビ ナム」,「living I’m = リビ ナム」が繰り返し出てきます。この連結する「ing」を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。
「No Tears Left to Cry(ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ)」は、「Ariana Grande(アリアナ・グランデ)」の4番目のスタジオアルバム「Sweetener(2018)」に収録された曲です。ミュージックビデオと一緒に、2018年4月20日にアルバムのリードシングルとしてリリースされました。
アメリカでは、「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」がUS Billboard Hot 100に初登場で3位に入ったことで、アリアナ・グランデは、すべてのスタジオアルバムのリードシングルが初登場でトップ10入りした唯一のアーティストになりました。米国のメインストリーム・トップ40エアプレイチャートでトップを獲得し、ヨーロッパをはじめ様々な国で上位に入り、2018 MTV Video MusicAwardsでベストポップビデオ賞を受賞しました。このシングルは、2018年6月に70,000の販売制限を超えたとして、オーストラリアレコード産業協会(ARIA)によってプラチナ認定を受けています。