My Only Angel・Aerosmith & Yungblud

【 学習ポイント・フラップ現象 】

英語では単語間や音節で / t / や / d / が母音に挟まれる形になると / t / や / d / は「ラ行音」に変化(フラップ現象 = Flap)します。この曲には単語内で母音に挟まれてフラップする「gotta = ガラ」,「pretty = プリリー」,「little = リロ」が、繰り返し出てきます。このフラップする音を聞き取り発音する練習をするといいでしょう。

「My Only Angel(マイ・オンリー・エンジェル)」は、アメリカのロックバンド「Aerosmith(エアロスミス)」と、イギリスのロックアーティスト「YUNGBLUD(ヤングブラッド)」が2025年に発表したコラボレーション楽曲で、両者によるEP「One More Time(ワン・モア・タイム)」に収録されています。2025年9月19日に先行シングルとしてリリースされ、Aerosmithにとっては2012年のアルバム「Music from Another Dimension!」以来、約13年ぶりとなる新曲となりました。スティーヴン・タイラーとYUNGBLUDがともにボーカルを担当し、ジョー・ペリーらによるギターサウンドと二人の個性的な歌声が融合した、世代を超えたロック・コラボレーションです。

「My Only Angel」は、愛する相手への強い想いと、そこから離れなければならない葛藤を描いた楽曲です。「my angel」と呼びかけながらも、「one more time」「far behind」といった言葉が繰り返され、愛情と別れの感情が入り混じった切ない雰囲気が表現されています。曲の冒頭では、スティーヴン・タイラーとYUNGBLUDによるハーモニーを重ねたア・カペラ風のボーカルから始まり、そこからエコーの効いたギター、ベース、ドラムが加わって徐々にサウンドが厚くなっていきます。後半ではジョー・ペリーのギターソロが曲を締めくくり、二人のボーカルとAerosmithらしいロックサウンドの融合が印象的な作品となっています。

「My Only Angel」は、Billboardの「Hot Hard Rock Songs」で初登場1位を記録し、同チャートで3週間トップ10入りしました。また、「Hot Rock Songs」では20位、「Hot Rock & Alternative Songs」では23位を記録しています。その後、よりアコースティックな方向にアレンジした「My Only Angel (Desert Road Version)」も制作され、グラミー賞受賞者のSteve Martin(スティーヴ・マーティン)がバンジョーで参加しました。AerosmithとYUNGBLUDという異なる世代のロックアーティストが共演した「My Only Angel」は、Aerosmithの長いキャリアと現代のロックをつなぐ楽曲のひとつとなっています。

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