Runaway・Del Shannon

【 学習ポイント・音の連結 】

子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には語尾の子音と語頭の母音が連結する「Tears are = ィァ ザ」,「fallin’ and I = ォーリ ネ イ」,「ran away = ェイ」が繰り返し出てきます。これらの連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。

「Runaway(ランナウェイ)」は、アメリカのシンガーソングライター「Del Shannon(デル・シャノン)」 が1961年に発表した楽曲で、同年にシングルとしてリリースされました。彼のデビュー・アルバム『Runaway with Del Shannon』に収録されており、1960年代初頭のロックンロール/ポップスを代表する名曲として知られています。

この曲は、デル・シャノン自身が作詞・作曲を手がけ、恋人に去られてしまった男の喪失感、後悔、そして切実な孤独をストレートに描いた作品です。シンプルながら感情を強く揺さぶる歌詞と、哀愁を帯びたメロディが印象的で、若者の不安定な恋愛感情を象徴する楽曲として当時のリスナーの共感を集めました。

「Runaway」の最大の特徴は、楽曲後半で登場する独特な電子音のソロです。これはキーボード奏者マックス・クロックスが演奏した「Musitron(ミュージトロン)」と呼ばれる初期の電子鍵盤楽器によるもので、当時としては非常に革新的なサウンドでした。この未来的で切ない音色が楽曲全体の印象を決定づけ、後のロックやポップスに大きな影響を与えたと評価されています。

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