【 学習ポイント・語尾の破裂音 】
英語の「p, t, k, b, d, g」は、破裂音と呼ばれ、語尾や文末、子音の前にあると破裂しないことがよくあります。ただし、破裂する準備の「閉鎖」はします。とりわけ無声の破裂音「p, t, k」が語尾や文末にあると直前の母音が急激に止まり、日本語の促音の「っ」に似た音になります。日本語でも最近は「寒っ」「高っ」などと言いますが、英語もこれと似た表現だと考えましょう。
この曲には「refract」,「night」,「shit」,「did」,「hit」,「art」,「heart」,「didn’t」,「test」など破裂したり閉鎖したりする音や、「mind」,「left」,「quite」など破裂する音が出てきます。これら様々に発音される破裂音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。
「I Can Do It with a Broken Heart(アイ・キャン・ドゥー・ウィズ・ア・ブローケン・ハート)」は、アメリカのシンガーソングライター「Taylor Swift(テイラー・スウィフト)」の11枚目のスタジオアルバム「The Tortured Poets Department(ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント)」(2024年)に収録され、2024年7月2日に2枚目のシングルとしてリリースされました。
この曲は、米国ビルボード・グローバル200チャートで5位に入り、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、イギリスのチャートでトップ10入りしました。