【 学習ポイント・音の連結 】
子音で終わる単語の次に、母音や半母音 / j / で始まる単語が来て、それらが一つの意味の塊を成すとき、音の連結(リンキング)が起こります。この曲には語尾の子音と語頭の半母音 / j / が連結する「Get your = ゲッ チョ」や、語頭の母音が連結する「make it = メイ キッ」,「world in a = ワーゥ ディ ナ」,「all of = オー ロ」,「guns at = ガン ザ」,「once and = ワン セン」,「explode into = エクスプロー ディントゥ」,「smoke and = スモー ケン」などが出てきます。これらの連結する音を聞き取り、発音する練習をするといいでしょう。
「Born To Be Wild(ボーン・トゥ・ビー・ワイルド)」は、1967年に結成されたアメリカのロックバンド「Steppenwolf(ステッペンウルフ)」の同名の1968年のデビューアルバムに収録され、シングルとしてリリースされました。
この曲は、米国ビルボード・ホット100で2位入ったバンド最大のヒット曲で、1969年の映画「Easy Rider(イージー・ライダー)」の冒頭で主人公らがバイクで疾走するシーンに使われ、その後も大衆文化やカウンターカルチャーでバイク乗りの姿や態度に言及するシーンで使われてます。また、ヘビーメタルの嚆矢と言われることもあり、2番の歌詞にある「heavy metal thunder(重金属の雷鳴)」は、ロックミュージックのフレーズでて「heavy metal」が初めて登場したと言われています。